真夏に作るクリスマスオーナメント!チョコレートで作る華やかな球体の作り方
暑い夏の日が続いていますが、もうクリスマスカタログが届く季節になりましたね。「え、もうクリスマス?」と思われるかもしれませんが、実はこの時期から準備を始めると、本番のクリスマスには完璧な技術が身についているんです。
今回は季節を先取りして、エアブラシで美しく色付けしたチョコレートのクリスマスオーナメントの作り方をご紹介します。見た目は本物のクリスマスオーナメントのようですが、中身は美味しいチョコレート。きっと家族や友人を驚かせることができますよ。
美しい球体オーナメントの魅力
チョコレートで作るオーナメントの最大の魅力は、なんといってもその美しいツヤと色合いです。エアブラシを使って金色やオレンジ色のラメを吹き付けることで、まるで本物のクリスマス飾りのような華やかさを演出できます。
普通のボンボンショコラが1個10gほどなのに対し、このオーナメントは1個で約60g。板チョコがまるまる1枚入ってしまうほどの大きさで、見た目のインパクトも抜群です。作りがいがありますし、プレゼントとしても十分すぎるボリューム感です。
必要な道具と材料
基本の道具
クリスマスオーナメント型(直径6cm程度)
エアブラシ(口径0.5mm推奨)
コンプレッサー
テンパリング用の大理石板または作業台
ボウル
ゴム手袋
サランラップ
材料
チョコレート(テンパリング用)
色付け用カラーチョコレート(イエロー、オレンジなど)
お好みのフィリング(アーモンドチョコレートなど)
エアブラシでの色付けテクニック
まずはオーナメントの美しい色付けから始めましょう。この工程が仕上がりの美しさを大きく左右します。
色付け用のチョコレートを適温に温めたら、エアブラシで型に吹き付けていきます。今回はイエロークリスソベリー(黄色のラメ入り)とオレンジガーネット(オレンジのラメ入り)を使用しました。
最初にイエローでしぶきのような模様を付け、その後オレンジで全体を覆うように吹き付けます。まるでお絵かきやクラフト作りをしているような感覚で、とても楽しい作業ですよ。
色付けが完了したら、そのまま常温で結晶化させます。室温22度、湿度49%程度の環境なら、自然に固まってくれます。
チョコレートのテンパリング
オーナメントの本体となるチョコレートのテンパリングは、美しい仕上がりのための重要な工程です。私はテーブル法という、大理石板の上で行う方法を使っています。
型への流し込みと厚み調整
テンパリングが完了したら、いよいよ型へのチョコレート流し込みです。この型は普通のボンボンショコラ用のモールドと違って薄いプラスチック製なので、少し扱いにくいのですが、慣れれば問題ありません。
チョコレートを型に流し入れた後、軽く叩いて空気を抜きます。この時、通常のボンボンショコラなら1mm程度の薄さに仕上げますが、オーナメントの場合は強度を考慮して3mm程度の厚さが必要です。
一度目の流し込みで厚みが足りない場合は、少し結晶化が始まった段階で二度掛けします。完全に固まってから二度目をかけようとすると、型から外す時に割れてしまう可能性があるので注意が必要です。
冷却と型外しのコツ
チョコレートを流し込んだ型は、サランラップを敷いた上に置いて冷却します。チョコレートがまだ柔らかいうちは少しずつ動いているのですが、この時に下にたまったチョコレートが、後で接着する際の接着面となるので大切です。
[hukidasi]
今日は時間の関係で3分クッキング方式で準備していましたが、通常は30分程度の冷却時間が必要です。一人でライブ配信しながら20分間喋り続けるのは結構大変なんですよ。
約30分冷却した後、慎重に型から外します。まだ冷却が不十分だと型から外れにくく、無理に外そうとすると割れてしまいます。きれいな半球状のチョコレートができあがれば成功です。
組み立てと仕上げ
二つの半球ができたら、いよいよ組み立てです。手袋をして作業しましょう。素手で触ると体温でチョコレートが溶けてしまいます。
フライパンを軽く温めて、その上で半球の接着面を少し溶かします。その後、中にお好みのフィリング(アーモンドチョコレートなど)を入れて、二つの半球をぺチッと接着させます。
接着が完了すれば、美しいクリスマスオーナメントの完成です。表面のツヤツヤした輝きと、エアブラシで付けた美しいグラデーションが、まさに本物のオーナメントのようですね。
保存と楽しみ方
完成したオーナメントは、チョコレート自体の賞味期限が長いため、今作っても十分クリスマスまで保存可能です。チョコレートの賞味期限は通常2年以上ありますし、フィリングにアーモンドチョコレートを使えば、それも長期保存が効きます。
涼しい場所で保管すれば、クリスマスシーズンまでその美しさと美味しさを保つことができます。
まとめ
いかがでしたか?一見難しそうに見えるチョコレートオーナメントですが、基本の技術をしっかり身に付けて丁寧に作業すれば、必ず美しい仕上がりになります。
エアブラシでの色付けは、まるでアート作品を作っているような楽しさがありますし、テンパリングやモールドワークは、お菓子作りの醍醐味を味わえます。クラフトや絵画がお好きな方にも、きっと楽しんでいただけると思います。
半年後のクリスマスには、きっと今日見た技術が身についているはずです。ぜひチャレンジしてみてくださいね。素敵なオーナメント作りを楽しんでください!
今回は季節を先取りして、エアブラシで美しく色付けしたチョコレートのクリスマスオーナメントの作り方をご紹介します。見た目は本物のクリスマスオーナメントのようですが、中身は美味しいチョコレート。きっと家族や友人を驚かせることができますよ。
美しい球体オーナメントの魅力
チョコレートで作るオーナメントの最大の魅力は、なんといってもその美しいツヤと色合いです。エアブラシを使って金色やオレンジ色のラメを吹き付けることで、まるで本物のクリスマス飾りのような華やかさを演出できます。

実は私、最近家庭菜園を始めたんです。先週名古屋が37度もあって、畑のトマトがジャングル状態になっていました。家族総出でお世話したのですが、そんな暑い夏でもクリスマスの準備ができるって、なんだか不思議で楽しいですよね。
普通のボンボンショコラが1個10gほどなのに対し、このオーナメントは1個で約60g。板チョコがまるまる1枚入ってしまうほどの大きさで、見た目のインパクトも抜群です。作りがいがありますし、プレゼントとしても十分すぎるボリューム感です。
必要な道具と材料
基本の道具
クリスマスオーナメント型(直径6cm程度)エアブラシ(口径0.5mm推奨)
コンプレッサー
テンパリング用の大理石板または作業台
ボウル
ゴム手袋
サランラップ
材料
チョコレート(テンパリング用)色付け用カラーチョコレート(イエロー、オレンジなど)
お好みのフィリング(アーモンドチョコレートなど)
💡 ポイント
オーナメント型は専門店で購入できますが、もしなければガチャガチャのカプセルでも代用可能です。ただし、食品用として安全な素材かどうか確認してから使用してください。
エアブラシでの色付けテクニック
まずはオーナメントの美しい色付けから始めましょう。この工程が仕上がりの美しさを大きく左右します。
色付け用のチョコレートを適温に温めたら、エアブラシで型に吹き付けていきます。今回はイエロークリスソベリー(黄色のラメ入り)とオレンジガーネット(オレンジのラメ入り)を使用しました。
最初にイエローでしぶきのような模様を付け、その後オレンジで全体を覆うように吹き付けます。まるでお絵かきやクラフト作りをしているような感覚で、とても楽しい作業ですよ。
💡 ポイント
エアブラシを使う前には、必ずコンプレッサーのスイッチが入っているか確認しましょう。色付け用チョコレートが出にくい場合は、温度が低すぎる可能性があります。適度に温めてから使用してください。
色付けが完了したら、そのまま常温で結晶化させます。室温22度、湿度49%程度の環境なら、自然に固まってくれます。
チョコレートのテンパリング
オーナメントの本体となるチョコレートのテンパリングは、美しい仕上がりのための重要な工程です。私はテーブル法という、大理石板の上で行う方法を使っています。

夏場は作業台の温度が高くなりがちなので、大きな保冷剤を使って無理やり冷やしています。本当は部屋全体を20度くらいに保てればいいのですが、家族と一緒に住んでいるとそうもいきませんからね。
[/hukidashi]
チョコレートを45度程度まで温めた後、保冷剤を使って作業台を20度まで冷やします。その上でチョコレートを混ぜながら冷却し、適切なテンパリング温度まで下げていきます。
💡 ポイント
テンパリングがうまく取れているかどうかは、少量のチョコレートをスプーンにつけて確認できます。きれいに結晶化してツヤが出ていれば成功です。
型への流し込みと厚み調整
テンパリングが完了したら、いよいよ型へのチョコレート流し込みです。この型は普通のボンボンショコラ用のモールドと違って薄いプラスチック製なので、少し扱いにくいのですが、慣れれば問題ありません。
チョコレートを型に流し入れた後、軽く叩いて空気を抜きます。この時、通常のボンボンショコラなら1mm程度の薄さに仕上げますが、オーナメントの場合は強度を考慮して3mm程度の厚さが必要です。
一度目の流し込みで厚みが足りない場合は、少し結晶化が始まった段階で二度掛けします。完全に固まってから二度目をかけようとすると、型から外す時に割れてしまう可能性があるので注意が必要です。
💡 ポイント
二度掛けのタイミングは、表面がうっすらと結晶化し始めた頃がベストです。まだ柔らかいうちに行うことで、しっかりと密着します。
冷却と型外しのコツ
チョコレートを流し込んだ型は、サランラップを敷いた上に置いて冷却します。チョコレートがまだ柔らかいうちは少しずつ動いているのですが、この時に下にたまったチョコレートが、後で接着する際の接着面となるので大切です。
[hukidasi]
今日は時間の関係で3分クッキング方式で準備していましたが、通常は30分程度の冷却時間が必要です。一人でライブ配信しながら20分間喋り続けるのは結構大変なんですよ。
約30分冷却した後、慎重に型から外します。まだ冷却が不十分だと型から外れにくく、無理に外そうとすると割れてしまいます。きれいな半球状のチョコレートができあがれば成功です。
組み立てと仕上げ
二つの半球ができたら、いよいよ組み立てです。手袋をして作業しましょう。素手で触ると体温でチョコレートが溶けてしまいます。
フライパンを軽く温めて、その上で半球の接着面を少し溶かします。その後、中にお好みのフィリング(アーモンドチョコレートなど)を入れて、二つの半球をぺチッと接着させます。
💡 ポイント
接着面は5mm程度の幅があれば十分です。フライパンの温度が高すぎると一気に溶けてしまうので、弱火でそっと温める程度にしましょう。
接着が完了すれば、美しいクリスマスオーナメントの完成です。表面のツヤツヤした輝きと、エアブラシで付けた美しいグラデーションが、まさに本物のオーナメントのようですね。
保存と楽しみ方
完成したオーナメントは、チョコレート自体の賞味期限が長いため、今作っても十分クリスマスまで保存可能です。チョコレートの賞味期限は通常2年以上ありますし、フィリングにアーモンドチョコレートを使えば、それも長期保存が効きます。
涼しい場所で保管すれば、クリスマスシーズンまでその美しさと美味しさを保つことができます。
まとめ
いかがでしたか?一見難しそうに見えるチョコレートオーナメントですが、基本の技術をしっかり身に付けて丁寧に作業すれば、必ず美しい仕上がりになります。
エアブラシでの色付けは、まるでアート作品を作っているような楽しさがありますし、テンパリングやモールドワークは、お菓子作りの醍醐味を味わえます。クラフトや絵画がお好きな方にも、きっと楽しんでいただけると思います。
半年後のクリスマスには、きっと今日見た技術が身についているはずです。ぜひチャレンジしてみてくださいね。素敵なオーナメント作りを楽しんでください!