クリスマスが近づいてくると、手作りのボンボンショコラでお祝いしたくなりませんか。今回は、エアブラシを使ってサンタクロース、トナカイ、スノーマンの3種類のかわいいボンボンショコラを作る方法をご紹介します。

初めてエアブラシに挑戦する方でも大丈夫。コツさえつかめば、プロのような仕上がりになりますよ。

エアブラシ着色の魅力と準備


ボンボンショコラの着色にはさまざまな方法がありますが、エアブラシを使うと均一でムラのない美しい仕上がりが実現できます。特にクリスマスシーズンは、赤や緑、白といった鮮やかな色を使いたい場面が多いので、エアブラシが大活躍してくれるんです。

今回使用するのは小さめのボンボンショコラ型。サンタクロース、トナカイ、スノーマンの3種類を同時に作っていきます。

我が家では誰もチョコレートを食べてくれない問題がずっとつきまとっているんですが、それでも作るのは楽しいんですよね。作ったものは型に戻して保管しておくこともできますし、見た目が可愛いのでオブジェとしても楽しめます。



必要な材料と道具




着色に必要なのは、色付きのカカオバター、エアブラシとコンプレッサー、そしてマスキングテープです。色は赤、茶色、黒、白、オレンジ、黄色などクリスマスらしい色を揃えておくと便利ですね。

💡 ポイント

型は事前にしっかり洗って乾かしておくことが重要です。食洗機で洗った後、まだ温かいうちに作業すると型からチョコレートが剥がれやすくなるというメリットもあります。ピカピカでツルツルの型で作業すると、仕上がりも格段に美しくなりますよ。



サンタクロースの着色テクニック


まずはサンタクロースから始めましょう。サンタクロースは赤い服と黒いベルトが特徴的ですよね。

マスキングテープを使った工夫


サンタクロースを作る際のポイントは、マスキングテープを使って服とベルトの境界線を作ることです。最初に型の真ん中にマスキングテープを貼っておきます。

手順としては、まず白いボタンだけを先に描きます。その後、赤で全体を塗ってからマスキングテープを剥がし、最後に黒でベルト部分を塗るという流れです。こうすることで、きれいな境界線のあるサンタクロースの服が完成するんです。

💡 ポイント

マスキングテープは適度な粘着力のものを選んでください。粘着力が強すぎると、剥がす時にせっかく塗った色まで一緒に剥がれてしまう可能性があります。逆に弱すぎると、エアブラシの風圧で浮いてしまうことがあるので、バランスが大切です。



赤色の塗り方




サンタクロースの赤い服は、複数回に分けて塗り重ねることで発色を良くします。一度に厚く塗ろうとすると、ムラができたり、乾燥に時間がかかったりするので、薄く何度も重ねるのがコツです。

型を回転させながら、全体に均一に赤色が行き渡るようにスプレーします。型の角度を変えながら作業すると、細かい部分まで色が入りやすくなりますよ。

トナカイの表情を作る


トナカイは茶色をベースに、顔のパーツを描いていきます。動物の顔を作るのは少し難しそうに感じるかもしれませんが、基本は同じです。

ベース色の塗り方


まず全体を茶色で塗ります。トナカイらしい温かみのある茶色を選ぶと、より雰囲気が出ますね。茶色が乾いたら、次は顔のパーツを描いていきます。

白で目の部分を作り、黒で目と鼻を描きます。赤で鼻を塗ると、赤鼻のトナカイのように可愛らしい表情になります。

トナカイの鼻は赤にするか茶色にするか迷ったんですが、やっぱりクリスマスといえば赤鼻のトナカイですよね。ルドルフを意識して赤にしてみました。



細かいパーツの描き方


目や鼻などの細かいパーツは、エアブラシの圧力を調整して描きます。圧力が強すぎると色が広がりすぎてしまうので、弱めの圧力でゆっくりと描いていくのがポイントです。

失敗したと思っても、上から別の色を重ねることで修正できることが多いので、あまり神経質にならなくても大丈夫。むしろ少し不揃いな方が手作り感があって可愛らしく見えることもあります。

スノーマンの着色方法


スノーマンは白がベースなので、一番シンプルに見えるかもしれません。でも実は、白の使い方次第で立体感や雰囲気が大きく変わるんです。

白の重ね塗り


真っ白なスノーマンを作るには、白いカカオバターを何度も重ねて塗る必要があります。一度では透明感が残ってしまうので、しっかりと発色させるために3〜4回は重ねて塗りましょう。

💡 ポイント

白は他の色に比べて発色しにくい傾向があります。焦らずに、薄く何度も重ねることで、美しい白色が実現できます。一度塗ったら少し乾燥させてから次を重ねるというリズムで作業すると、仕上がりが格段に良くなりますよ。



顔と装飾の追加


白のベースができたら、黒で目とボタンを描きます。オレンジや黄色で人参の鼻を描くと、より本格的なスノーマンらしくなります。

帽子やマフラーなどの装飾を追加したい場合は、赤や緑などのクリスマスカラーを使うと華やかになりますね。ただし、あまり細かく描きすぎると全体のバランスが崩れることもあるので、シンプルに仕上げるのもおすすめです。

エアブラシ作業のコツと注意点


エアブラシを使う際は、いくつかのポイントを押さえておくと作業がスムーズに進みます。

カカオバターの温度管理


着色用のカカオバターは、適切な温度で保つことが重要です。冷たすぎると固まってしまい、熱すぎるとサラサラになりすぎて均一に塗れません。

作業中、カカオバターがちょっと固まってきたなと思ったら、温め直すようにしています。季節や室温によっても変わってくるので、その時々で調整が必要なんですよね。



手で温めたり、湯煎にかけたりして、スムーズに流れる程度の温度を保ちましょう。作業中は何度も温度を確認しながら進めることが、美しい仕上がりへの近道です。

エアブラシの圧力設定


エアブラシのコンプレッサーは、圧力を調整できるものを選ぶと便利です。広い面を塗る時は圧力を高めに、細かい部分を描く時は低めに設定します。

最初は圧力が強すぎて色が広がりすぎたり、弱すぎて色が乗らなかったりすることもあるかもしれません。何度か練習しながら、自分に合った圧力を見つけていってください。

作業環境の整え方


エアブラシを使う時は、周囲が汚れないように注意が必要です。新聞紙やビニールシートを敷いて、作業スペースを確保しましょう。

💡 ポイント

エアブラシから出る細かい霧状のカカオバターは、思っている以上に広範囲に飛び散ります。作業台だけでなく、周囲の壁や床も保護しておくと後片付けが楽になります。換気も忘れずに行ってくださいね。



型からの外し方と保管方法


着色が終わったら、型にチョコレートを流し込んで固めます。固まったチョコレートを型から外す時も、ちょっとしたコツがあるんです。

きれいに外すポイント


型が温かいうちに外すと、チョコレートが剥がれやすくなります。ただし、熱すぎるとチョコレートが溶けてしまうので、ほんのり温かい程度がベストです。

型を軽くねじるようにしながら、端から少しずつ外していきます。一気に外そうとすると割れてしまうことがあるので、丁寧に作業しましょう。

型から外す瞬間が一番ドキドキしますよね。せっかくきれいに着色できたのに、外す時に失敗したらもったいないですから。でも、慎重にやれば大丈夫です。



バリの処理方法


型から外した後、チョコレートの縁にバリ(余分な部分)が出ていることがあります。これは指で優しく押さえるか、温めたナイフで軽く削り取ることできれいになります。

完成したボンボンショコラは、密閉容器に入れて冷暗所で保管してください。直射日光や高温多湿を避ければ、しばらくの間美しい状態を保つことができます。

クリスマスらしいフィリングのアイデア


シェル(外側)の着色ができたら、次はフィリング(中身)を考えましょう。クリスマスらしいフレーバーを詰めることで、より特別感のあるボンボンショコラになりますよ。

おすすめのフレーバー


クリスマスといえば、シナモンやジンジャーなどのスパイスを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ジンジャーブレッドマンのような温かみのある味わいは、寒い季節にぴったりです。

他にも、オレンジとチョコレートの組み合わせや、ミントチョコレートなども人気があります。ナッツ類やドライフルーツを入れて、食感のアクセントを加えるのも楽しいですね。

次回のライブではクリスマスらしいフィリングのレシピもご紹介する予定です。久しぶりにレシピを書くので、ちょっと緊張しますが、美味しいものを考えておきますね。



まとめ


エアブラシを使ったクリスマスボンボンショコラの着色、いかがでしたか。サンタクロース、トナカイ、スノーマンという3つのデザインを作ることで、クリスマスらしい華やかなチョコレートコレクションが完成します。

最初は難しく感じるかもしれませんが、何度か挑戦するうちに必ずコツがつかめてきます。完璧を目指すより、手作りならではの温かみを大切にしながら楽しんでくださいね。

今年のクリスマスは、ぜひ手作りのボンボンショコラで特別な時間を過ごしてみませんか。大切な人へのプレゼントにしても、きっと喜ばれるはずです。

💡 ポイント

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